源氏物語のあらすじ 光源氏・頭中将と40歳年上女を巡って三角関係?~紅葉の賀~

40歳年上の女?はい。そうです。「源典侍(げんのないしのすけ)」のことですね!!

紅葉の賀(もみじのが)で初登場するのですが、光源氏が18歳の時にの57~58歳の老婆として登場するのです。

平安時代の人は、今のように長生きでないので、57~58歳というと本当に老人という感じだったのです。

ところが、その老人である源典侍とスーパーアイドルの光源氏が関係を持つのですね。

すごいですよ!すごいですよね。40歳差ですよ!

今の50代後半は若々しいとはいえ、さすがに18歳の今をときめくアイドルに手を出そうとは思わないでしょう・・・。

でも年齢なんておかまいなし。源典侍(げんのないしのすけ)は光源氏に押せ押せでアプローチをします。

そんな老婆の女を取り合って、宮中でモテまくっている二人、光源氏と頭中将(とうのちゅうじょう)がまさかの三角関係??

というわけで、今回はその源典侍と光源氏・頭中将(とうのちゅうじょう)の三人が登場するお話「紅葉の賀」のあらすじを紹介します。

紅葉の賀あらすじ・内容

源氏の君、青海波(せいがいは)を舞う

十月十日すぎには朱雀院の行幸が行われる予定である。

しかし、後宮の妃たちはこれを見ることができないので、帝は予行演習を内裏でさせることにしました。どうしても、この素晴らしさを藤壺の宮(ふじつぼのみや)に見せたかったようです。

その演目の中で源氏の君は青海波(せいがいは)を舞いました。もう片方の演者は頭中将(とうのちゅうじょう)です。

源氏の君の舞いの美しさはもうこの世のものとは思えないほどで、帝も心うたれて涙ぐんでしまいます。頭中将もこの上なく素晴らしいのですが、源氏の君と並んでは、かすんでしまうようです。

この素晴らしい舞の褒美に、源氏の君も頭中将も昇格となりました。それにともなって他の者も昇格となったのです。

源氏の君をとりまくそれぞの女たち

藤壺の女御は三条に里下りをしているので、何とかして会えないかと命婦(みょうぶ)に頼んだりもしますが、藤壺の女御は警戒して命婦にも気を許さないのだから、命婦の方も手引きをできずにいました。

紫の上に対しては、色々と字や歌なども教えてやり、紫の上の方ももうすっかり懐いているので、自分の娘のように感じてお世話をしてあげようと思うのである。二人の親しい間柄に、男女の関係がないなどとは、誰も思わなかった。

葵の上相変わらずの態度である。しかし、女盛りで恥ずかしくなるほどに美しいのである。

それから年が明け、二月になって藤壺の女御は源氏の君との子を無事に出産しました。

源典侍(げんないしのすけ)という女

さてこんな想い人がたくさんいる源氏の君でしたが、意外にも宮中では色好みなところはなく、女房達が少し艶っぽい冗談を言ってけしかけてみても、失礼にならない程度に返事をして、さらりとかわしていくのであった。

それでも、そんな女房達の中にも興味のある女がいた。すごく年老いているのに、見た目は派手にしていて、その年でまだ浮気な性格。それでも才気があって仕事ができる女。源典侍(げんのないしのすけ)のことである。

試しに、源典侍(げんのないしのすけ)に色っぽい冗談を言ってみたら、本気で恋の駆け引きをしようとしてきた。これには源氏も不釣り合いだとは思わないのか。とあきれた。

しかし、それはそれでこの老女は面白いとお思いになって二人だけでお会いになった

ただその後はこの関係が噂になるのはきまりが悪いので、そっけなく振る舞っていました。それを源典侍はとても辛いと思っていました。

帝に二人の関係を見られてしまう

ある日、源典侍は帝の御櫛上げ(おくしあげ)の役を勤めました。その後、帝はお召替え(おめしかえ)をするために部屋を出ていかれました。残ったのは源氏の君と源典侍。

源氏の君は何となくまた気になって源典侍の着物の裾を少し引っ張ってみました。すると、とても派手な扇で色気たっぷりに顔を隠して振り返って流し目をするのである。

その顔が、もうなんとも・・・目元は黒ずんでくぼんでいるし、頬あたりはやせてしわだらけなのである。

源典侍は源氏の君が相手にしてくれないのがさみしいと恨みっぽい歌をよみます。それをひらりと交わすように返歌をする源氏の君。何度かやり取りするうちに、源典侍はいよいよ源氏の君を袖を引っ張って引き留めようとします。

それでも周りに知られるのが嫌でさっと立って行こうとすると、泣いて追いすがって引き留める源典侍なのである。

このやりとりを帝は障子の隙間からのぞいてご覧になっていた。周りに知られまいと気をつけていたのに、帝を始め女房達から宮中に噂が広まることとなった。

その噂を聞きつけたのが、頭中将である。なるほど。自分も色々女を知っているが、老女とはまた考えもしなかった!!

あの源氏の君が老女に手を出すとは、一体どんな良さがあるものか。

と頭中将も味わってみたくなり、こっそり源典侍に言い寄って関係を持ったのである。

源典侍は頭中将も若く美しい今をときめく公達なのだから、源氏の君をあきらめようかとも思うが、やはり気持ちは源氏の君を求めているのであった。

それから源氏の君は源典侍に何度も誘われていたので、年寄りであるし可哀想な気もするから相手にしてやらねばな。と思うもののちっともその気になれずに時間が経ってしまうのでした。

感想

 

ちょっと試してみたい。一体どんな味わいが待っているものか?なんて、頭では思って、実際には何もしないことの方が多いですけれど。

実際に試してみたのですね~!

かなり羨ましいです。色々と面倒だし、恥ずかしい思いもするでしょうけどね(;´Д`)

源氏の君が老女と付き合っているからと言って、自分も同じように付き合ってみる頭中将もまた可愛げのあるキャラですよね。

隣の芝生は青いですからね。特に、ライバルで特別な存在である源氏の君の女であれば、お試しせずにはいられません(!?)

そうそう。三角関係といえば、頭中将の過去の女を源氏の君が知らずと好きになっていたお話しがあります。→コチラ

そしてこの三角関係の紅葉の賀には、もっと可笑しい場面が続きます。

源氏物語のあらすじ 光源氏・頭中将と40歳年上女を巡って三角関係?~紅葉の賀2~

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