源氏物語千年紀 Genjiアニメ第3話「夕顔」内容・感想

源氏物語のアニメ「源氏物語千年紀genji」源氏の君や女達。そして平安時代の都など、とても美しく表現されています。

今回は、蛍の中で過ごすシーンもありファンタジーな雰囲気がとても綺麗でした。さて、今回の「夕顔」のネタバレです。

夕顔との出会い

 

源氏の君は六条御息所(ろくじょうみやすどころ)のもとへ、毎夜通っているようです。もう本当に、六条御息所は源氏の君に心奪われてしまって、恋に溺れています。

源氏の君はというと、六条御息所の魅力に夢中にはなっていますが、やはり一番というわけではないようです。どこかで藤壺の女御のことが心にあるからでしょうか・・・。

六条御息所の方はというと、もう片時も離れているのは辛い様子で、早く夜になって源氏の君がこないか?といまかいまかと待っています。

源氏の君は六条御息所はとても素晴らしく源氏の望み通りに気づかいができて、優しく、美しい女性だけれど・・・

次第に「重い・・・」と感じるようになってきました。

だんだんと通うのも気が重たく、少し足が遠のいてきた、そんなある日のこと。

源氏の君は、通りを車で移動していました。すると、どこかの家の垣根に美しく白い花が咲いているのが見えたのです。

「あの花はなんという花なのですか?」と惟光(これみつ)に聞いてみましたら、

「あの花は夕顔といいます」という返事が返ってきました。

「白く、美しい・・・」と源氏の君が言いましたら、惟光(これみつ)が「それでは一枝分けてもらいましょう」と花をもらいにその家の者をたずねてくれました。

すると、その家の女主人は「よわよわしい花なので、扇の上に夕顔をのせてお持ちください。」と扇に夕顔をのせて惟光に渡しました。惟光は源氏の君に献上します。

よく見ると、その扇には歌が書かれていました。

「心あてにそれかとぞ見る白露の光そへたる夕顔の花」

源氏の君の返歌は・・・
「寄りてこそそれかとも見めたそかれにほのぼの見つる花の夕顔」

これがきっかけで女主人である夕顔の君との恋がはじまったようです。

源氏物語(紫式部)の夕顔が気になった方はこちらもどうぞ♪

源氏の君はすっかり夕顔のことが気に入って、六条御息所の噂が都中に広まっているのにも関わらず、毎夜、夕顔のもとへ通うようになりました。

夕顔はなぜか源氏の君には名前を明かさずに逢瀬を重ねていました。それが、源氏の君にはどこか不満な様子です。ですが、源氏の君の方も素性を夕顔には明かしてはいないのでした。

こうして、お互いに何も知らないままに、ただただ愛し合っているのでした。

夕顔は、純粋に素直に何も知らない源氏の君をことをひたすら愛しています。そんな姿が儚げでかよわくていじらしい・・・。源氏の君はますます夕顔のことが好きになってしまいます。


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源氏の君の女遊びに苦しむ女たち

さて、すっかり通うことのなくなった六条御息所の邸では女房達が噂をしています。

「あんなに毎夜のように通ってくださっていたのに、もう最近ではこなくなってしまったわね」
「身分の低い、小さい家の女の元に通っているらしいわ」
「でも、噂によるととても美人で若いらしいわね」
若いのだったら、無理もないわ~」

六条御息所は25歳。源氏の君は17歳。源氏の君は8歳年下だったのです。

そんな女房達の立ち話を盗み聞いて、六条御息所は夕顔に嫉妬をするも、身分の低い女だと知って自分の敵ではないと思ったのか、不敵に笑う六条御息所であった。

所変わって、こちらは左大臣家。

葵の上が、兄である頭中将(とうのちゅうじょう)に話しがあるといって、珍しく部屋に来てもらっています。

いきなり怒り出す葵の上。
「源氏の君より自分の方が4歳年上だから、夫婦仲が悪いと思っていたのに、どうしてあの方(六条御息所のこと)は私よりももっと年上なのですか!!世間に顔向けできません!!」

「それに加えて最近では、身分の低い女のもとへも通っておられるようで。当分、私のところへは来ないでと伝えてください!!」
と兄である頭中将に源氏の君に伝えるように、訴えました。

あまりの剣幕に、頭中将もタジタジです。

「そういうお前の世間体を気にしたり、年の差を気にしたりする所が、夫婦仲がよくないキッカケになっているのではないか?」

と頭中将が諭そうとすると、

「私は兄上の噂もたくさん聞いていますよ」と返り討ちにあいました。(女好きですからね・・・)

源氏の君と夕顔、山の中の邸に行く

 

一方、そんな葵の上の気も知らないで、源氏の君と夕顔は二人、車に乗って、山の奥にあるひっそりとした邸にやってきました。そこは、蛍が見れるようなのです。

邸には、蛍が飛び交い本当に幻想的で、二人だけの時間を過ごします。

「ずっと私のもとに居続けてください。いつも私のことを思ってください。いつも笑顔でいてください」

そんな源氏の君の要求にも、何でも「はい」「はい」と何も信じて疑わず、幸せだと受け入れる夕顔です。

源氏の君はもう本当に好きになってしまって、運命の人かもしれないとまで思うようになります。

六条御息所は、香を焚いて源氏の君がいつ来ても大丈夫なように準備をしています。待って待って待っています。

涙を流す六条御息所。「会いたい・・・会いたい・・・」思いつめています。香に包まれてすうっと意識が遠のきます。

女の悪霊が現る

源氏の君が夕顔と一緒に眠っていると、何やら気配がしました。源氏の君は目がさめてふと気配がした方を見てみますとそこには、女の悪霊がいたのです。

女の悪霊は源氏の君に向かって何やら歌を詠んでいます。すうっと悪霊は外へでます。源氏の君は刀を手に追いかけて、その悪霊を切りつけました!!

ですが、悪霊はぱっと姿を消してどこかにいってしまいました。

ハッと夕顔のことが気にかかり、源氏の君は急いで夕顔が寝ているもとの部屋へ向かいます。するとそこには、夕顔の首をしめる女の悪霊が!!

慌てて刀を振って追い返そうとする源氏の君。

その騒動にようやく気づいて惟光や女房達も起きてきました。

皆が集まってきたところで、女の悪霊は消えてしまいました。

源氏の君が夕顔に近づいてみると、なんと夕顔はすでに亡くなってたのです。「夕顔・・・ゆうがおおおお~!!!」泣き叫ぶ源氏の君。

夕顔、享年19歳でした。(年上だし・・・)

感想

こちらに登場するアニメの夕顔は、めちゃくちゃ可愛いです!小柄で、可愛らしくて素直で、一途に源氏の君を思い頼ってくる所。

男性まんがに出てきそうなキャラですね。男から見て、理想の女!という感じです。

それに比べて、六条御息所と葵の上のキャラがまあ~ひどい(;´Д`)
こんな女だったら、あきられても仕方ないだろ。というレベルですよ。

特に、葵の上に限っては、かなり嫌な女です。兄に対しても、めちゃくちゃ怒りまくって非難しています。こんな嫌な性格では、源氏の君が浮気をするのも仕方ないだろう。という感じです。

こちらのアニメは、源氏の君の恋心を正当化させたいようですね。好きな人がいたり、妻がいるのに、別の女のところで恋をするなんて、あんまり受け入れられるものではありませんし。好感度のためなのでしょうか(´・ω・`)

このアニメだけを見ただけで言えば、どの女性を選ぶかと言えば、やっぱり夕顔ですかね。六条御息所は怖すぎるし、葵の上は一緒にいて楽しくないしな~。

でも、紫式部の物語の方では、夕顔はなんだかしたたかなような気もするし、何も考えてないような気もするし、どうも女性ファンも少ない人物なのですよね。

むしろ葵の上ファンの方が多いのではないでしょうか。今後は葵の上が少しでも優しく源氏の君を愛している場面が見られたらいいな~と思います。

それはそうと、今回の女の悪霊が出てきたあの蛍を見に源氏の君と夕顔が訪れた邸。あの邸のモデルがあったらしいですよ。それについてはこちらの記事に書いています。→源氏物語・光源氏には実在のモデルがいた!?

次は「藤壺」です。本命登場ですね!!


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