源氏物語のあらすじ~桐壺2~

桐壺の更衣が亡くなり、悲しみにくれる桐壺帝。そして宮中で類まれな能力を発揮する輝くばかりの源氏の君。二人の間に一人の女性が現れます。

前回のお話しはこちら → 源氏物語のあらすじ~桐壺1~

桐壺の更衣にそっくりの女

それからまた月日が経っても、帝は桐壺の更衣のことが忘れられずにいました。彼女ほどのお方は他にどこを探してもいないのです。

そのうちに非常に美しい姫宮がいる。という評判が入ってきました。

先帝の4番目の姫宮です。

仕えている女房の話を聞くと、桐壺の更衣そっくりのたいそうな美人だ。との事。帝はとても興味を持ち、宮中に迎えることにしました。

この姫君の名を「藤壺の女御」といいます。


出典:アニメ源氏物語千年紀Genji

実際に姿を見てみますと本当に姿がよく似ておられ、さらに身分も高い方であったために誰にもいじめられることもない。

次第に帝は藤壺の女御に心がうつっていくのでした。

帝はよく源氏の君を藤壺の女御に会わせ、若宮の母によく似ているのだよと話したりして一緒に過ごしました。美しい藤壺の女御と輝くばかりの若宮・・・。

人々は藤壺の女御のことを「かがやく日の宮」、若宮のことを「光る君」と呼びます。

源氏の君は次第に母を慕う気持ちが、よく似ている藤壺の女御に好意を持つようになっていきました。

美しく可愛らしい源氏の君が藤壺の女御になつくので、
またしても、弘徽殿(こきでん)の女御は面白くありません。

だんだんと藤壺の女御と源氏の君を憎むようになってきました。


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源氏の君、元服する

源氏の君は12歳なりました。
元服(男子の成人式)です。


出典:映画 源氏物語 千年の謎

元服の儀式は帝が力を入れ、東宮(皇太子)の元服の時と負けない位、盛大に執り行われました。成人の正装をしてもなお美しい姿を見て、帝はとても感動された様子でした。(年の若い男の子がスーツを着ると服に着られてるとか、服が浮いているとか、そういった心配をした様子)

それと同時に源氏の君は結婚もしました。
お相手は左大臣の姫君「葵の上」です。

葵の上は源氏の君よりも4歳年上です。16歳の葵の上はとても美人な方で、東宮からも妃に。と望まれていた方です。

こんなに美しく身分の高い葵の上なのですが、源氏の君が輝くばかりの美しさで若くあまりに綺麗すぎるので、葵の上は

恥ずかしい・・・。」

私と源氏の君では見合っていないのではないか、という思いにとらわれていた。

源氏の君は葵の上のことを美しく教養もあり、申し分ない方だとは思っていたが、
心惹かれることはなかった

思うのは、いつも藤壺の女御のことだった。

「藤壺の女御のような方を妻にしたい・・・でも、あのような方はなかなか他にはいない・・・」

元服してしまってからはこれまでのように会うこともできず辛い。

葵の上を好きになれずに、父親である帝の妻を愛してしまった思いに源氏の君は悩み苦しむことになりました。

感想

桐壺の更衣にそっくりですごく美人な藤壺の女御

あんなに桐壺の更衣に惚れていた帝も心移りしてしまうほどに
外見も美しいのでしょうが、性格もしっとりと穏やかで優しい方だったのでしょうね。

15歳前後で入内したということと、源氏の君とは5歳離れているので
源氏の君は9~10歳。藤壺の女御は14~15歳。

ということになりますよね。
小学4年の男子が中学生のお姉ちゃんを好きになる。

普通にあり得ますね!!

葵の上が4歳年上だから、藤壺の女御と見比べてしまうのは仕方ないことかもしれません。

それにしても、当時は12歳で元服して結婚とは・・・早い
確かにちょうど声変わりして急に男っぽくなる時期ですからね。

 

ところで、源氏の君ったら葵の上と結婚したのに心は他の女性に夢中だなんて、葵の上が可哀想です~。そして不釣り合いじゃないのかと自分で自信をなくしていく葵の上。

でもプライドが邪魔をして、素直になれないの。こんな態度をとりたいわけじゃないのに。で、自己嫌悪・・・。

っていう女性ならすごく理解できるキャラの葵の上。最高に条件の揃った結婚をしたのに、なぜか幸せにはなれないのよね。「もっと素直に甘えて~!!」

なんて応援したくなる方もわりといらっしゃるのではないでしょうか。

さてさて、次のお話しは男同士の「女性陣にはナイショのメンズトーク」のお話しです。


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