源氏物語のあらすじ~桐壺1~

源氏物語のはじまりはこちらの桐壺からとなっています。
帝と、帝から大変に愛された桐壺の更衣、二人の物語から始まります。

源氏物語のあらすじ(桐壺)光の君の誕生

いつの帝の頃だったでしょうか。
宮中には、女御や更衣といったたくさんのお妃が仕えておりました。

その中にそれほど身分は高くないが誰よりも帝から愛されている人がいました。
名前を「桐壺の更衣」といいます。

たくさんのお妃がいるなかで、帝の桐壺の更衣だけを特別に可愛がられている様子に、桐壺の更衣は身分も高くないこともあって、余計に他のお妃たちは妬み、嫉妬しました。

桐壺の更衣の辛く不憫な様子をみて、いっそう可愛らしく思えて帝はさらに夢中になります。

夢中になりすぎて、政治がおろそかになってしまうほどです・・・。

あまりにも桐壺の更衣だけを愛してしまったので、「桐壺帝」といいます。

こちらがアニメの中の桐壺帝(かっこいいですね)↓ ↓


出典:源氏物語千年紀Genji

 

そうしているうちに、桐壺の更衣は妊娠しました。他のお妃たちは「赤ちゃんが女だったらいいのに」と悔しがりました。

しかし無事に男の子を出産したのです。(のちの光源氏ですね)

これは大変です。
帝の寵愛を受けるだけならまだしも、次の皇太子の座を奪われてはたまったものではありません。

帝は桐壺の更衣が生んだ光のように輝く美しい皇子を溺愛していましたから、先に生まれていた皇子の母である弘徽殿(こきでん)の女御は、

(こちらが映画版の弘徽殿の女御。ものすごく意地悪そうな役作りをされています笑)


出典:源氏物語 千年の謎

まさか自分の子供を皇太子にせずに桐壺の更衣の子供を皇太子にするのではないか。
気が気ではありません

皇子を出産してからは、帝の母子への愛情も一層深まり、毎夜、桐壺の更衣を帝の部屋に呼ぶのでした。

それと共に、桐壺の更衣への嫌がらせはますますひどくなってきました。

皇子(源氏の君)が3歳の頃、とうとう気苦労が重なり、病気になってしまいました。実家に帰って養生したいと告げましたが、

帝は・・・片時も離れたくない

と言って、帰さずにいると、いよいよ病気は重くなってしまったので、桐壺更衣のお母さんが帝に懇願し、やっと実家に戻ることになりました。

帝は諦めて見送る気持ちがいましたが、痩せこけてあまりの衰弱ぶりに不安になって桐壺の更衣にとりすがり、

死ぬときは一緒だと約束したのだから、実家にいかないでほしい」

と帝が泣きながら伝えると、

「私もお別れするのが辛い。でも今は生きるためにさよならをするのです」

と桐壺の更衣はぐったりした姿で、息もたえだえ歌を詠んで帝に伝えます。

その夜中すぎに桐壺の更衣は里でなくなりました。帝は最愛の人を亡くし、他の妃と過ごすことはなく、泣いて毎日を過ごすのでした。


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光るの君、源氏姓を与えられる

皇子は桐壺の更衣の里でおばあさんに育てられることになりました。

帝は皇子の兄である弘徽殿(こきでん)の女御との皇子よりも、桐壺の更衣との子供である若宮(源氏の君)のことが可愛くて仕方がありません。

桐壺の更衣の実家に使いをやったりして、若宮の様子を伺っています。

そうしているうちに、皇子が6歳の頃。おばあさんも亡くなってしまったので、帝は身寄りのない皇子を宮中で引き取り育てることにしました。

宮中に入った皇子は、学問はもちろんのこと、琴や笛、習字など、何をやっても優れており頭の良さは誰にも負けないほどでした。

また他の幼い姫君よりも更に愛らしく美しいので、誰もが愛さずにはいられないほどです。

 


出典:アニメ源氏物語千年紀Genji

そのころ高句麗から人相をみる占い師がきていましたので、若宮の人相をみてもらうことにしました。すると、

「この方のお顔は帝になる人相をしている。だが帝になると国が乱れる
かといって国を支える補佐の役目をするような人相ではない・・・」と占い師は告げた。

帝は何の後ろ盾もない若宮を帝にたてて苦労をさせるよりも、大臣として国の補佐をする方がいいのかもしれない。

と将来の若宮のことを考えて、皇子から臣下に下し、源氏の姓をあたえました

 

感想

帝の桐壺の更衣への寵愛っぷりがすごい!
身分が低かったために遠くの部屋をあてがわれていたけれど、

他のお妃がいじめて帝の部屋にいけないようにしたから、帝は部屋を近い所に移したようです。

移動されられたお妃さん達は気の毒すぎます(T_T)何とかして足を引っ張ってやろうという気持ちになるはずです。

確かに、愛してくれて嬉しいけど・・・もうちょっと何か対策をたてておくれ!!

と帝には言いたいところです。

当然、ストレス溜まって病気になりますよね。

後ろ盾を失ってしまった女性は生きていくのも大変です。身分の高いお妃に言い返すこともできないし、帝から捨てられたら、終わりです。

きっと色白で、影のある薄幸そうな美人なんでしょうなあ。そしてそういう儚げで壊れてしまいそうな、か細い女性に夢中になってしまわれたんでしょうね、桐壺帝は。

そして若宮にいたっては、少女漫画の主人公並みの美男子で成績優秀、芸術にも長けている

そしてなんといっても高貴な皇子!!

女性にとって理想の男の子ですよね!

小説なんだから、あり得ない位に素敵な男性で妄想したいです。きっと平安時代の女性もいい匂いのする若君を妄想して楽しんでいたことでしょう。

 

さて次は、これからの物語のキーパーソンとなる藤壺の女御様の登場でございます。

続きはこちら → 源氏物語のあらすじ~桐壺2~


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